MT車復活?
我が家のビボップのトランスミッションはMTです。ていうかビボップはMTしか設定が無いのですが・・・。
ATも選べる普通のカングーもMTを買っている割合が、普通のファミリーカーより多いみたいですね~。
と言うよりも、最近はMTが選べる車自体殆どありませんよね。
kogeが車に興味を持った大学の頃には、まだまだMTの車が沢山走っていました。それにAT限定免許は
koeが免許取った頃に出来たばかりで、殆どの大学生は女性でも皆MTで免許を取っていたものです。
それが今ではMTの免許を取るほうが少数派になってしまったと聞きますが、実際はどうなんでしょう?
スポーツカー自体が絶滅危惧種で、今や趣味で乗るバイクまでAT限定免許が設定されている時代です。
そんなMT氷河期?とも言える時期ですが、先日こんな記事を見つけました。
「マニュアル車」復権! トヨタ「86」火付け役、ベンツも21年ぶり投入
産経新聞 3月17日(日)7時55分配信
乗用車のマニュアル・トランスミッション(MT)車がじわり存在感を高めている。トヨタ自動車が昨春、13年ぶりにMT車のスポーツ車を投入し、団塊世代の購買意欲を喚起するなど計画を上回る販売となり、輸入車などで追随する動きが出てきた。
◆団塊世代から支持
メルセデス・ベンツ日本は先月、2人乗りオープンカー「SLKクラス」にMT車モデル(493万円から)を追加発売した。MT車の投入は21年ぶり。その理由について「要望が多かった」(担当者)という。
MTの人気の火付け役は、トヨタが昨年発売した小型スポーツ車「86(ハチロク)」だ。業界関係者は、ベンツのMT投入も「ハチロクがオールドファンから支持されていることの影響」と指摘する。
ハチロクの発売からの累計販売台数は10カ月間で2万6千台と、月間販売目標1千台を大きく上回っている。共同開発した富士重工業の「スバル BRZ」も5600台を販売。発売直後のMT車受注率はハチロクで6割、BRZで7割に上ったという。
また、ホンダが昨年9月に発売したハイブリッドのスポーツカー「CR-Z」も、「全受注のうちの25%程度がMT車」(開発者)という。
クラッチやシフトチェンジなどMT車特有の操作は、団塊世代が20代のころには「運転技術の高さで格好良さをアピールできる絶好の機会だった」(大手自動車メーカー首脳)。
しかし、若い世代を中心にMT車は「運転が疲れる」などとの声は根強い。自動車教習所の日の丸自動車学校(東京都目黒区)では、かつて過半数を占めていたMT車の受講生比率は、現在では3割程度まで落ち込んでいるという。
◆若者引き付けカギ
「AT(オートマチック・トランスミッション)車は操作が簡単な上、教習料金や時間がMT車より安く少ない」(担当者)といい、MT車が本格復活するには若者に運転の楽しさを伝える工夫も必要だ。
実際乗って走らせてみるとkogeレベルではATの方が間違いなく速く走れると思います。坂道発進で気を
使うことも無いですし、ヒール&トゥー何て試してみた事もありませんから(^_^;)。それでもただ街中を
走るだけでも、MTでシフトチェンジするという行為は車を運転するという作業を、楽しい趣味へと変換
してくれると思います。そもそもタイムを競うような事は日常生活ではほぼありませんからね。
確かに食べ物片手に流して運転何て事は出来ませんけど、一度走るのが楽しい車を運転してもらえれば、
若い人達にも運転の楽しさが伝わると思うんですけどね~。自動車メーカーもボックス型の車や燃費を
重視したハイブリットばかりが売れる現状に、危機感を持っているのではと思います。
ならせめて各地の教習所でMTの86や、ロードスター等のスポーツカーを運転できる試乗会などを開催
して貰えれば裾野が広がるのではないかと思います。kogeの近所の教習所では卒検を合格した人には
ハーレーに乗れるサービスがありましたし、似たような事は可能だと思うんですけどね~。
EVやハイブリットを教習車に導入するばかりではなく、こういったスポーツカーを教習車に導入する
教習所があってもいいのにな~。ベンツやBMW導入するより安上がりですよ。それがオープンカーなら
益々楽しいかと。満開の桜の下をオープンカーで・・・とか楽しそうですけどね。